久しぶりにコースターをつくりました。
針でつつくニードルフェルトではなく、
石けんとお湯でごしごしと形つくるものです。
固めるときに力がいるので、4枚つくるだけでもかなり疲れて肩がゴリゴリです。
でも久しぶりの感触は新鮮でありました。
コースター
マッスルウサギ
メスのウサギは大人になると、首の周りにモフモフのマフラーができます。
さわるととても気持ちがよいです。
我が家のウサギは、そんなに食べていないのに
どんどん大きくなっていきます。
とても大人しくて微動だにしないので
オリの外にでても歩きません。
とうとうマフラーが脂肪で割れてしまいました!
まるでボディビルダーの腹筋のよう。
続々・こんな感じでつくってます
絵ができたら、ケントボードに貼っていきます。(1mmか2mm厚がおすすめ)
ボードを定型外サイズにカットしたい場合は、1mmが良いです。
2mmだと厚すぎて切るのがかなり大変です。
両面テープを全面にすきまなく貼ります。
今回は1cm幅で貼ってしまいましたが、
2cm幅のテープにすると、紙を剥がす時に回数が少ないので楽です。
どこか1辺、一番端の両面テープだけ紙を剥がして、位置合わせをします。
1辺を貼り終えたら、残りのテープの紙を剥がして残りの布も貼付けてゆきます。ゆっくりと慎重に。
フェルトの周りの布が、浮きやすいのでなじませます。
指でも出来ますが、インレタを貼るときの棒が、とても便利です。
カーブしているので、布にも優しく細かいところも作業しやすいです。
パーツを突くときに出来てしまった、シワもこの時に伸ばします。
あんまりシワシワだと限界がありますが、少しくらいならキレイになります。
裏返して、余った布をカッターで切ります。
刃が30度のNTカッターが切れ味よくておすすめです。
布を切る時は、刃を折ってからのほうがキレイに切れます。
完成です!
続・こんな感じでつくってます
もうひとつのパーツができました!
背景の布に飾りを貼ります。
パーツを針で突いて貼付けます。
キツネのところを針で突きすぎて、しわができてしまいました。後で直します。
お月さま。
星に見立てたビーズを貼ります。
<続く>
こんな感じでつくってます
平面作品の行程を写真に撮ってみました。
取り忘れて途中一気に進んでいるところもあります。
下書き。画力が怪しいので、パーツごとに描いてパソコン(Photoshop)で組み合わせることもあります。
不織布になぞります。近所で手に入りやすいので接着芯に描いてます。中厚が使いやすいです。
時間がかかりそうな時は黒ペンで、早くできそうな物はチャコペンでなぞってます。
羊毛を細針や極細針で突いていきます。
背景となる土台の布に直接つついていくと、
針の圧力で生地にしわが出来やすいのと、失敗してやり直すたびに布に穴が開いたりダメージが出来てしまいます。
なのでパーツごとに作っています。
全部が羊毛だけだと、ボヤ〜として見えるので
毛糸を入れたり、刺繍糸を差しこんだりしています。
色と色の差にも気をつけています。
素材と素材、色同士の境目が大切だと思っていて、
組み合わせたときに少し光るような、
お互いが活きるような…そんなところをさぐったり目指しています。
周りの不織布を切って、パーツがひとつ完成です!
猫の口を無しにしたりと、スケッチと違うところもでてきます。
スケッチにひずめが片方なかったり、など抜けがあって
恥ずかしいのですが、そのまま載せました。
<続く>
毛糸
友達が旅の土産に毛糸をくれました。
チェコスロバキアのプラハに行ったそうです。
渋めの色合いの毛糸でかわいいです!
ラベルにはSINCE 1822 と書いてあるので老舗のメーカーのようです。
真ん中のもじゃもじゃは、編むと毛足の長い絨毯のようになるそうです。
編み物は苦手なので、
ニードルかボンドで、玉ころ作ったり何か飾り付けに使おうと思います。
色
部屋に飾っていた薔薇がくたっとなってきました。
捨ててしまう前に、もっとしっかり見ておこうと思い分解して写真にとりました。
もしフェルトでつくるなら、あの色の羊毛とあの色を混ぜればいいかな
と想像するのが好きです。
最初はきれいな状態の花びらだけ撮っていたのですが
なんか違うなと思い、よれた花びらも含め全部にしました。
咲いていたときは、薄黄色の花びらが重なり合い内側からぼわっと発光しているようでした。
咲いていても枯れていてもその瞬間だけしか出せない美しさがあります。
まきまき…02
前回書いた日記・まきまき物の続きです。
これは昔仕事でつくったものてす。
ガラスのビンに毛糸をまきまき。
グラデーションのある毛糸なので
ベタッとした感じがなくなります。
こちらは部屋の観葉植物。
ブリキの鉢にひたすらまきまき。
いろんな素材のものをリフォームできて面白いです。
まきまき…01
いつか展示に使ってみようと、木に毛糸を巻きました。
黙々と毛糸を巻くだけの単純作業をしていると、
色合わせがいいのか悪いのかわからなくなってきます。
何度も手をとめバランス見ながらつくりました。
ウールの毛糸だけでなく、綿の糸や化繊の糸など色々混ぜると
質感の差が面白いです。
羊に遭遇
膀胱が痛いというもの悲しい相談に、お医者さんから
30分大股で歩くと良いとアドバイスをもらいました。
ちょうど動物園の外周が30分くらいかなと思い、散歩がてらに歩きました。
樹木も多い木陰の道を行きます。
通り抜ける風が気持ちよく気持ちも元気になりました。
途中、園内が見えるスポットがありのぞいてみると
羊がいました。
ちょうど今は羊の毛狩りの季節。
動物園では、毛狩りのショーもやっています。
そのせいか3匹ほど、毛が全部刈られてツルンツルンで、
真っ白い大きな犬のようでした。
ブルテリアが大きくなったような…
全ての羊を刈り込んでしまうと、何の動物か分からなくなるので、
数匹だけのようです。
羊の近くでは、1列に連なって歩くヤギ達もいて、
とても平和なひとときでした!
写真はデータを整理をしていたら出てきたのでのっけてみました。
この前道行く田畑に赤ツメくさが咲いていました。
もうすぐ田んぼには水が張る季節です。
夜に通ると、月がぼんやり映りこみ水鏡のようでとてもキレイです。
水の底に別の世界がある感じがします。
(昔のドラえもんの映画の影響です)
いろんな布
春ですが憧れだったLAPUANKANKURIT(ラプアンカンクリ)のブランケットを買いました。
フィンランドのメーカーです。
あたたかくきれいな布に包まれていると幸せな気持ちになります。
写真の水色のほうがそうです。
もうひとつは枕カバーです。(ほんとはクッションカバー)
アフリカのテキスタイルをイメージされたそうですが、
少し日本的でもあります。
名前は忘れましたが北欧のメーカーです。
こげ茶のウールのタペストリーは、ひざかけにしてます。
こちらもフィンランドです。
とても丁寧なつくりで、裏面はオレンジ色になっています。
北欧ではタペストリー文化がさかんで壁にかけて部屋を彩り長い冬をすごします。
ウールの存在は、寒さから身を守るためだけではなく、
人の心の営みにも深くかかわっています。
あとはクッションと麻のキッチンクロスです。どちらもデットストックです。
キッチンクロスは、切ってポーチに仕立てようと買ったのですが
思っていたより良い状態でまだ切る勇気が出ません。
クッションは、茶色のプリントがいいかんじにはげています。
今までずっと我慢していたファブリック類をそろえられて、満足です。
まだ変えたいのが色々あるのでちょっとずつそろえていこうと思います。
面積が大きいから、部屋のイメージをけっこう変えてくれます。
布は大事ですね。
春の新作
つくりかけのオリジナル作品が出来ました。
蝶やら鳥やら飛んでます。
同じチェック柄で水色の布にするかとても迷いました。
水色だと果物の輪郭が目立って、最初のねらいどうりだったのですが、
イチゴが背景に同化してても赤い布が気になってしょうがなかったのです。
迷ったあげく、どうなるか予測がつきにくいほうへ、
ということで赤にしました。
小さなチャレンジは大事だな〜と思います。
作業で迷ったらやったことないほうにしてます。
趣味の絵
前に日記にかいたコチラ→●
こんな感じに仕上がりました。
ピースをつくるのはとても楽しいのですが、貼るときは黙々とした作業です。
大きな面積でも、2日くらいとフェルトに比べれば早く出来るので嬉しいです。
眺めていると何となく元気が出てきます。
色のパワーってすごいですね。
次つくるときは、もうちょっと細かくちぎってみます。
優しい色でもやってみようと思ってパネルや絵の具を注文。
世界堂の通販ってありがたいですね。
原始
小ぶりなトートバッグが欲しいな〜と思っていたら
手織りバッグに出会いました。チチカカなので異様に安かったです。
エメラルドグリーンの線が何本か引かれていたのですが、
ちょっとファンシーだったので、黒の油性ぺんで塗りつぶしたら
かっこよい感じになりました。
インドの職人さんが作ったそうです。
繊細なものも好きだけど、こういう力強い手仕事にひかれます。
頭ではなく体でつくられたものは、
人の本来の姿をあらわしているように見えます。
原始的だったころの細胞の記憶がよみがえるような気もします。
最近アイヌのドキュメンタリーを見ました。
山・川・木・風…すべてのものをカムイ(魂や神)として尊重し、
器などモノもカムイとしていたそうです。
人間の手のひらでは水をすくうことは出来ても、そのまま溜めておくことは出来ない。
人に出来ないことを、器はやってくれる。
そこにカムイを見いだしていたそうです。
こんな風に万物と調和して生きられたら幸せだろうな〜って思いました。憧れます。
糸のようなもの
お久しぶりです。書く気をなくしていましたがまたぼちぼち書いていきますね。
写真は少し前に買ったリボンです。
フランスのアンティークのお店にふらりと入ったら
素材の切り売りがあって、じっくり選んできました。
あまり気軽に行ける距離ではないので真剣勝負なのであります。
日本のデッドストックや、フランスのだけどいつの時代のかは分からないのやら、色々あります。
こういう糸状のものを見ていると、いつも人の感情みたいだな〜と思います。特に女の人。
糸はちょっとしたことで絡みやすくて、ほどくのが大変なときがあります。でも手をかけてあげれば真っ直ぐに伸びるし、切れてもまた結べばいいし。うねうねと波打つ曲線が女性の心のようです。
製糸工場のおじいちゃんが教えてくれたのですが、
古代文明時代。世界のあちこちで、同じ時代くらいに
綿などから糸を紡ぐ方法があみだされたそうです。
どの文明でも似たような道具だったそうです。
自然と同じような手法になる、真実(?)のようなものが
糸にはあるのかもしれません。
つくりかけ…02
つくりかけのフルーツの作品。
背景は水色の布でつくろうとしていたけれど、
思っていたより大きくなりそうで
布が足りなくなりました。
同じ布を買いに行きましたが在庫はなく別の布を買いました。
真っ赤っか!
しかもチェック。
背景がかわるだけでだいぶイメージがかわります。
パソコンで描く絵だと
ひたすらにイメージを追求していけますが
手仕事で作業をしていると、
材料がないとか物理的なことでイメージが変わってきます。
どうしようもなくてとか偶然なったとか
が起こりやすいので面白いです。
なんとなくのイメージはあるけれど
どんな仕上がりになりのかは作ってみないとわからないのも
手でつくる魅力のひとつです。
もひとつ、つくりかけ
△以前作ったこちらの作品。完全に趣味の絵です。
また作りたくなったのでやってみました。
音楽にあわせて適当に色を塗ります。
何も考えないのがコツです。
シュタイナーの絵を描くワークショップに参加したことあるのですが、
ただ色を塗ってその色を感じることに集中しました。
その色のなかに、自己があるそうです。
本で読むとなんのこっちゃなのですが、
見ることやつくることは、自己の投影や反射のようです。
ビリビリに破いてSPECのように宙に舞わせます。
あとは、地道にキャンバスに貼ってゆくだけです。
とっても楽しい作業なので、いつかこれでワークショップを開いてみたいです。
画力が一切いらないので、絵を描くのに抵抗感がある方も楽しめます。
大人も子供もストレスがたまってる人はスカッとすること間違いないです。
かける音楽も、楽しい曲だけでなく、悲しい曲や激しい曲・優しい曲など
いろんな曲でいろんな感情を味わいながら作業していくのも演劇みたいでいいかも、と思ってます。