古代の西洋音楽は、現代よりも幅の広いものだったそうです。
◎ムシカ・ムンダーナ musica mundana
宇宙の音楽…天球が発する音楽
◎ムシカ・フマーナ musica humana
人間の音楽…人体が発する聞こえない音楽
◎ムシカ・インストゥルメンタリース musica instrumentalis
器楽の音楽…人間がつくる聞こえる音楽(声楽もふくむ)
この3つに分類され、ハルモニア(調和)を本質とし、
宇宙に存在するおおきな力や、世界の調和をもとめる4大学問のひとつでした。
(他には、数学・幾何学・天文学)
季節の移り変わりや・天体の運行・人体の器官なども音楽ととらえていたそうです。
人のからだのなかに音楽が流れている、という発想がとても素敵だなと思って
そんな絵本をつくりたいのですが、どこをどうまとめていいのやら
とつっかえています。いつか形にできるといいなぁ。
これからの時代は、想像力・感じる力など
感覚がとても大事になってゆくと思います。
耳に聞こえなくても、振動には音があるそうです。
「この世の全てのものに音楽がある」
と書かれた本があって、なんとロマンチックなのでしょう!(題名忘れました)
人の感覚に興味があります。共感覚のかたいらっしゃったら
どんなふうに感じてるのか、教えてもらえませんか?
お手数ですが、コンタクトフォームからご連絡ください。
共感覚は、音楽に色が見えたり(感じたり)、文字に色や質感があったり、
味に形があったり、人に色を感じたりなど、2つ以上を同時に感じる感覚です。
感じ方は人それぞれで、想像力とは違って、毎回同じパターンを感じるそうです。
写真は、ヤマハさんのピアノレッスン本にむけて制作したものです。
背景だけ変えてのせてみました。